【Movie】人生は待つことだ。「ターミナル」
人生とは待つことである。
Life is waiting
Hola!
こすもぽりたんナースGATOです。
本日は映画「ターミナル」をご紹介します!
スティーブン・スティルバーグSteven Spielberg監督、トム・ハンクスTom Hanks主演の映画です。
「ターミナル」は実際にパリのシャルル・ド・ゴールド空港で18年滞在し続けたイラン人の男性をモデルに作られた作品です。
本作ではアメリカの空港に1年近く住み続け、その間で育む友情や人生のあり方について触れていくそんな作品になっています。
主演トムハンクスの片言の英語がとても可愛らしく、真っ直ぐな人間のあり方がとても印象に残っています。彼の真っ直ぐなところに多くの空港で働く人が魅了されて、彼を賞賛し友情を育んでいきます。
Life is Waiting
人生は待つことだ
今回はこちらのシーンをご紹介します。
この言葉は主人公のビクターがヒロインのアメリアに問いかけるシーンで聞かれます。
アメリアは妻子のある彼と長らく不倫をしていて、幸せだけれど何か物足りなくて寂しい日々を送っています。そんな複雑な事情の中で、アメリカに入国拒否されて空港内に滞在することになったビクターに出会います。ビクターの親切なところや粋なジョークに惹かれていき、アメリアからビクターを食事へ誘ったり、、、彼ら間には猛烈にとはいきませんが小さな恋心が生まれいきます。
ビクターとアメリアが食事をするシーン。この特設レストランは空港で出来た素晴らしいビクターの仲間たちが作ってくれた特別な空間。そこでアメリアの元に不倫相手から連絡がきます。アメリアは止まない呼び出し音に涙が出てきます。出ても幸せにはならないと分かっている。けれど何年も愛している彼からの電話に出たい気持ち。いつか彼が自分だけを見てくれる日が来ると信じる気持ち。
多くの葛藤があります。ビクターは切ってしまいなよ、と問いかけますがそこは女心で躊躇します。
ですがアメリアはとうとうその電話を投げ捨てることに決めました。
アメリアとビクターはその光景を笑いながら2人で見て最高の時を過ごしました。アメリアはCAで次に空港に戻ってくるのは2週間後。2週間後に会う約束をして分かれます。アメリアはビクターの連絡先を知りたがりますが、ビクターは電話を持っていないので絶対会うという約束の代わりにこんな約束をします。
小説好きなアメリアに対して、ナポレオンが愛する人に送ったプレゼントは何か分かるか?と聞きます。アメリアは知らないと答えます。ビクターはその答えは2週間後また会う時に教えるよ。
そこから2週間の間ビクターは空港の壁を改良して何か作り始めました。ビクターは空港内の工事を夜中に密かに手伝ったら才能を買われて、空港内の工事員にハンティングされた経緯がありました。彼は何か黙々と作っています。
そして2週間後アメリアが帰ってきました。アメリアにビクターは自分が作ったものを見せます。水飲み場を改良した噴水でした。突然空港に現れた噴水にびっくりしました。ですがアメリアはビクターに不信感を抱いていました。空港の職員のフランクからビクターはアメリカに入国拒否されて空港に住んでいることを知らされたからです。なぜ入国拒否されたのか?なぜ、ニューヨークにそんなにいきたいのか?不思議でたまりません。
ビクターはアメリアに説明します。自分がニューヨークに来た理由は、父が待ち続けた1人の人からのサインを貰うためにきた。彼の父はジャズのファンでジャズ演奏者50人近くのチームの一人一人にサインをくれるように頼んだ。彼は何年も何年も地道に一つずつ集めていたが、40年以上待ってもたった1人の人だけからはサインが貰えていなかった。そして彼の父は亡くなった。自分は彼が待っていた分の約束を果たすためにニューヨークに来たと話した。
そしてビクターは
人生は待つことだ
と話します。
アメリアは彼がニューヨークに来たがわかりました。そしてビクターは今は自分はアメリアを待っていると話しました。アメリアは自分がずっと10年間も不倫相手からの連絡を待ち続けたことを受けて、感動の涙を流しビクターを抱きしめキスをしました。
いかがでしたか?
GATO自身は常に忙しく待つというより、自分から行動して取りに行く待てないタイプです。ですが待つことということは時に人生の中で、重要な意味を持ってくるのかもしれません。
映画「ターミナル」は面白くて感動する作品となっています。
GATOはよく海外に行くのでVisaの仕組みの複雑さや入国の大変さについて改めて知りました。日本のパスポートは最強ですが、油断せずに皆さん旅行しましょう。
それでは
こすもぽりたんナースGATOでした。
Chao!
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