【Book】蹴りたい背中

蹴る意味とは?

Hola!
GATOです。

本日は綿谷りさ著「蹴りたい背中」をご紹介します。
あなたは青春が好きでしたか?青春という名の時代を息苦しいとは思いませんでしたか?そんな人の心にぴったり響く作品となっています。

○Auther
綿谷りさ
Risa Wataya
1984年、京都府生まれ。
2001年「インストール」で第38回文藝賞を受賞しデビュー。
2004年「蹴りたい背中」で芥川賞を史上最年少で受賞。
○Contents
蹴りたい背中
本日はこの本の中で印象に残った名言・シーンをご紹介します。

今よりもっと周りに無頓着で、それゆえ強かった頃の自分
主人公がオリチャンという、にな川が大好きなモデルを見かけたシーンについて思い出す場面。
オリチャンに会った記憶は決して感動的な思い出ではなく、少し複雑な思いを抱いたのです。

何も知らないということは、怖さにも気づかずに強さを与えくれる。でも分かるとなんと怖いことだと恐れて、弱くなってしまうかもしれません。


周りのことがテレビのようにただ、流れていくだけの映像としてみえる。
主人公が廊下に張られるケーブルにつまづく場面。自分はなぜ一人で歩いていただけなのに、ほかの喋りながら歩く子たちが自然と跨ぐケーブルを踏んだのか。と考えるばめんです。

覚えがあるのではないでしょうか?周りのことが自分と乖離している、そんな時。自分の意識より離れた場所に周りのものがあるみたいな、そんな印象があります。


いかがでしたか?
他にも素敵な名言が見つかる、心にストンとくるもこがある本著をぜひ手に取ってみてください。

GATOでした。
Chao!
○Introduction
蹴りたい背中

この、もの哀しく丸まった、無防備な背中を蹴りたい”長谷川初実は、陸上部の高校1年生。ある日、オリチャンというモデルの熱狂的ファンであるにな川から、彼の部屋に招待されるが…クラスの余り者同士の奇妙な関係を描く。
・Contents

国際的視野を多角的に広げよう!こすもぽりたんナースGATOのブログ

看護師のGATOです。17歳でアメリカのシアトルに2週間滞在し、海外と日本の魅力を知る。オーストラリア、スウェーデン、オランダに医療について短期留学、スペインに長期留学。ヨーロッパ中心に20カ国以上に旅行。現在は日本の臨床で働きながら、国際的な看護師を目指しています。 Bienvenida a mis sitio web

0コメント

  • 1000 / 1000