【book】知らなかった、ぼくらの戦争
日本人目線の戦争しか知らないということは、戦争を知らないということ。
Hola!
こすもぽりたんナースGATOです。
本日はアーサー・ビナードArthur Binard著「知らなかった、ぼくらの戦争」をご紹介します。
私達日本人は歴史の授業で戦争について、日本人の視点から教わります。ですが他国ではどうでしょうか?
第二次世界大戦時に侵略された韓国は、日本について悪いイメージをもって教育しているのではないでしょうか。
第二次世界大戦を取り巻いて、さまざまな国や場所、役割の人々に対して、アメリカ人の著者がインタビューしていき彼なりの目線で説明してくれます。
この本は5章からなります。
1章 パールハーバーと真珠湾の真実
についてアメリカ人の目線と日本人の目線から紐解いていきます。それもアメリカにいる日本人や、日本で実際にパールハーバーへ攻撃を仕掛けた人などさまざまな視点から紐解いていきます。
これ!という正解はわからないかもしれないですが、自分なりの見解が導き出せるのではないでしょうか?
2章 黙って待っていたのでは、誰も教えてくれない
日本がしていたあまりにも酷い歴史。
それは日本の教科書には載っておらず、もみ消された歴史さえあります。例えば島全体を毒ガス製造工場にされた、など。
私たちが授業で学べない本当の日本の戦争を学ぶことができます。
3章 初めて目にする日本
日本人だが沖縄出身の人、日本人であったが台湾に戦前に引っ越していた人。日本人だが、という人たちが戦争中にはたくさんいました。日系として他国に住んでいた人。彼らはどういう気持ちで戦争を経験したのか。
4章 終戦は本当にあった?
沖縄の辺野古移設計画。その真相を知るには戦争の歴史を理解する必要があります。日本が終戦した瞬間とはいったいいつだったのか?本当に8/15なのか?
実際に千島列島問題はこれらの終戦日の認識の違いから生まれています。今の各国との争いは終戦が目処になっています。
5章 一億総英会話時代
英会話は戦争中は禁止されました。ですが終戦後、日本では英会話が重要な言語として教育されていきました。
皆さんいかがでしたか?
気になったパートを読んでいくという方法でもいいので、ぜひ一度手に取ってみてください。
GATOでした。
Chao!
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