【book】人間の未来 AIの未来
AIは優秀な部下の1人である。
Hola!
こすもぽりたんナースGATOです。
本日は山中伸弥・羽生善治の対談を書き記した「人間の未来 AIの未来」をご紹介します。
将棋士からみた未来、医師・研究者からみた未来。それぞれの世界の天才が見る未来については、とても興味深いですね。
1.iPS細胞の最前線で何が起こっていますか?
研究の成功とは砂浜で一粒の砂金
2.なぜ棋士は人工知能に負けたのでしょうか?
ガラパゴス的進化を遂げた将棋ソフト
3.人間は将来、AIに支配されるでしょうか?
4.先端医療がすべての病気に勝つ日は来ますか?
いつの時代もまだ一割しか分かっていない
5.人間にできるけどAIにできないことは何ですか?
AIの特技は最適化で美的センスはない
6.新しいアイデアはどこから生まれるのでしょうか?
予想外の結果に食らいつくこと
7.どうすれば日本は人材大国になれるでしょうか?
回旋型の人材を育成する
8.十年後、百年後、この世界はどうなっていると思いますか?
人類の選択次第
3.についてご紹介したいと思います。
3.人間は将来、AIに支配されるでしょうか?
人間の美意識や恐怖心は選択の幅を狭めていきます。ですがAIにはこれらの感情が存在しないため、人間では選択できない手を過去のデータから、出してくることがあります。
ただAIは結局過去のデータを元にしか何かをすることができません。つまり新しいものを創造することは人間の方が得意でしょう。
またAIは瞬時に最適な答えを出してくれるかもしれませんが、その過程を示すことはできないのでは?と考えられています。つまり人間が知りたいなぜ?という根拠を説明できないのです。なぜ?が分からないとやりたくないのが人間ですよね。
いい感じのロボットができてくれば、例えば看護師や介護の一部の業務を担ってくれるAIが出てくるかもしれません。例えばナースコールを押すことに抵抗がある患者さんは、相手がAIなら遠慮しなくてもいいとかね?
国によってもAIの見た目は好まれ方が違います。例えば日本なら鉄腕アトムのような、見た目が人間に近いロボットのほうが受け入れやすいでしょう。ですがアメリカではロボットはゴツゴツしてたもののほうが仕事ができそうだと思われるかもしれません。AI導入は国によっても配慮していく必要があります。
AIは抜群な優秀な部下の1人である。
AIはデータに対してはめっぽう強いしミスしません。研究者としてはいてもらってとても助かる。ただ部下がAIだけだと困ることがたくさん。この研究は98%の確立で無駄です。それでも研究をやめないのが人間ではないでしょうか?
医療の世界では、この人を治療しても99%治りませんし医療費の負担も重いです。ですから治療しても何のメリットもないでしょう。AIがこう言っても、治療をしたいという患者の希望があるのなら、医療者は治療をやめず患者さんをサポートしていくのではないでしょうか?
いかがでしたか?
他の章が気になった方はぜひ実際に手にとってみてください!
こすもぽりたんナースGATOでした。
Chao!
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